第10問 付加価値

「当たり前のものを提供するのは二流、そこに何かしらの価値を加えてこそ一流。」

これはある企業の説明会で代表取締役が仰っていた。

 

例えば、何かを誰かにあげる状況を考えてみたい。「はい、どうぞ。」と与えるだけよりは、手紙をつけたり言葉を添えたりする。(私はよく和歌を送る)後者の方が何か印象が違うのではないかと思う。

 

現代に生きる、いやこれからの未来を生きる私たちに必要なのは、クライアントのニーズに100%応えてるだけではいけない、そこに自分なりの彩りを加える120%のものを提供する気概ではないかと思う。

 

普段の生活でも、何か出来ることは無いかと考えてみると、ルーティンワークも無味乾燥なモノクロな日々も、少しほんの少しだけど艶やかになるかもしれない。

 

 

「けれども、少年はまだ諦めていなかった。東の夜空は少しづつ明るくなっていた」