第12問 覚悟と誇り

私は今何を目標に生きているのだろうか。

当座の目標は、就職活動を円満に終えることであるが、日々それに追われてその先の未来が見えなくなっている気がする。

 

小さい頃、私は音楽大学に行きたいと考えていた、その後は医師に検事にと色々と夢は変わりながらも、夢がある時は頑張る方向が明確で毎日がキラキラしていたように思う。

 

夢を持つということはそれの実現に伴う痛みを負う覚悟を持つことであると考えている。

スポーツ選手でも芸術家でも医師でも検事でも、どんなものでも夢を叶えるためには苦難の超克が必要である。

だからこそ夢を持つ人は美しいしかっこいいと私は思う。

 

話を元に戻そう。

今私は夢を持つことが出来ない、それは日々を生きるのに精一杯だから。心に余裕が出来て、ふと立ち止まることが出来た時、明日を未来をどのように生きていきたいか、それが見えた時夢はまた生まれるだろうし、どんな夢であれ夢を持つことを誇りに思える日をもう1度取り戻したい。

 

「風はそよそよと、ただ確かにその存在を知らしめるかのように吹いていた。」